12月の通訳&翻訳
最近毎晩8~9時頃になると、「火の用心」の掛け声と拍子木を「カン!カン!」と鳴らす音が聞こえます。先日は家の目の前にある幼稚園から少し煙くていい香りと「よいしょ!よいしょ!」という可愛い掛け声に合わせて「ストン!ストン!」とお餅をつく音が聞こえてきたり…師走を感じます。
今年のお正月、実家がある金沢に伝わる新年のお菓子:辻占い(米粉とお砂糖でできた干菓子の中にその年の運勢を表すお言葉が書かれている)で、「七転び八起き」と「あきらめない」が出たのですが、今月はこの2つの言葉を凝縮したようなひと月でした。
というのも、今月は言いようのない腹立たしさや悔しさを感じることがありました。何か仕事で失敗したり挫折して転んだわけではないですが、しばらくの間クヨクヨ、ウジウジしてしまっていました。しかし、同業の友人や家族に話を聞いてもらいすっきりしました。また、尊敬するある方のお話で「昇華」というお言葉を聞き、つまらないことに気を取られず心身を研磨し続けよう…と思い直しました。
そんな時に、3年近く動いてきたもののなかなか進展がなかった個人的な企画について朗報が舞い込み、何事も想い続け行動し続ければ遠回りでも目標や夢に近づくことができると実感しました。来年中にはこの案件についてお知らせできる日が来ることを願い、せっかく掴んだチャンス、全力を投じていきます。
以下、12月に固定の仕事以外で請け負った仕事の備忘録です。
通訳:被疑者接見、在留資格違反審査
翻訳:企業定款、企業ホームページ、一般手紙、技術アンケート、絵本…など
校正:絵本、顧客向けタッチパネル、プレゼン資料…など
写真は私の今年の漢字一文字「甘」。これは味覚の「甘い」ではなく、家族に「甘えさせてもらった」年という意味合いで選びました。(因みに昨年は「動」)。今年は家族の言葉や行動、そのほかもろもろのサポートを有難く受けて、普段行けないような場所へ連れて行ってもらい貴重な体験をしたり、住まいを移したり…。お陰で仕事に対する想いを新たにできたり、精神衛生上とても良い環境で仕事をできるようになりました。単に家族に「甘え」るのではなく、現状に「甘んじる」のではなく、家族から得たサポートを必ず来年以降の活動に生かしていきたいと思います。
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