8月の通訳&翻訳
8月はお盆に帰省することもなく東京に残ったので通常営業していました。今年は夏らしいことはあまりできませんでした。強いて言うなら…仕事の合間を縫って週末に近場のプール付きホテルでステイケーションしたり、公園で手持ち花火したり、映画を観に行ったり、ランチしたり、オンライン帰省したり。こうして書き出してみると、なんだかんだ楽しんでますね…。
コロナ禍の今、通訳の仕事は業界によってプロジェクト自体がキャンセルになったり、臨席からオンラインへ通訳形態が変わってきています。オンライン化が進められている中でも臨席が基本な現場も残っており、その一つが司法通訳です。
こうした臨席通訳の場合、通訳人はマスクを着用し現場入りする前に検温と手指のアルコール消毒をします。さらにそれぞれの話者の間にはビニールシートを掛けた衝立で仕切られています。また、事案の通訳に入る前に通訳対象者に対しても健康状態について熱・咳・のどの痛み・味覚&嗅覚の異常や、コロナ感染者との接触について口頭で確認が行われます。
通訳をする者にとってマスク越しの声というのはなかなか聞き取りづらく、特に通訳対象者の聴取となると当人は緊張や不安で普段よりも小さな声で話すことが多いのでなおさらです。それに加えて通訳対象者の中部訛りが強いと、ものすごい集中力を要するので案件終了後はぐったりすることもしばしば。
以下、8月に固定の仕事以外で請け負った仕事の備忘録です。
通訳:意見聴取、在留資格取消、病院受診
翻訳:書評
校閲:携帯アプリ、売買契約書
ベトナム語レッスン:聴解&会話オンラインレッスン(マンツーマン)
写真は友人とランチしたベトナム料理店のランチセット。厚揚げやトマトが入ったカニ風味のスープ米麺:ブンリュウクア(Bún riêu cua)&生春巻き&ドリング。デザートに単品でベトナム風ぜんざい:チェー(Chè)を注文。現地の屋台で食べられる日が来るのはいつになるのやら…。
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