児童書のベトナム語版4冊シリーズ<再投稿>

◾︎おすすめ情報◾︎
久々に本業に関する投稿です。画像にある児童書の発売直後2021/5/19の投稿で一度ご紹介させていただきましたが改めて…。
数年前から日本の絵本のベトナム語翻訳や校閲をさせていただいておりますが、このほどTHAI HA BOOKSさんで初めて児童書を校閲させていただきました!実際に作業をしたのはちょうど1年前くらいでしょうか。
諸事情あり出版後もずっとサンプル本を手にできずにいたのですが、遂に痺れを切らしてw #穂高書店 さんを通じてベトナムからお取り寄せしちゃいました。
校閲に参加させていただいた児童書は7作品あり、まずご紹介するのは日本でも初版時に話題になったシリーズです。読まれたことがない方の中でも表紙のイラストに見覚えがある方はいらっしゃるかもしれません。
原作はシリーズ6作品からなりますが、今回ベトナム語版が出版されたのは4作品。
1. #ぼくはアフリカにすむキリンといいます / Tớ là Hươu cao cổ. Nhà tớ ở châu Phi
2. #おいらはコンブ林にすむプカプカといいます / Tớ là Rái cá. Nhà tớ ở Rừng Tảo bẹ
3. #オットッ島のせいちゃんげんきですか? / Tớ là Hải cẩu Lông mao. Nhà tớ ở Đảo Hải cẩu
4. #わたしはクジラ岬にすむクジラといいます / Tớ là Cá voi. Nhà tớ ở Mỏm cá voi
それぞれ離れた場所に暮らす動物たちが遠くの友だちと文通をしたり、海の向こうに想いを馳せて知らない相手から手紙を貰ってみたいと大量の手紙を出したり。見習いの配達員がハプニングに見舞われたり、たまたま手紙を手にしたことで新たな物語が始まったり。
4冊とも実は少しずつ繋がっていて、ある本では主人公の動物が別の本では脇役でちょこっと登場します。私が一番好きなのは『おいらはコンブ林にすむプカプカといいます』です。ツンデレなプカプカが良い味を出していたり、中盤あたりでカメジロウが不憫になるのですが…。
児童書ながら大人も引き込まれる物語です。現代では連絡を取るのはスマホやPCばかりですが、このシリーズを読み終える頃には誰かに手紙を書きたくなります!(少なくとも私はなりましたw)
私は毎年クリスマスプレゼントに娘や姪っ子の年齢に応じたおすすめ本数冊を贈るのですが、2021年は年長さんの姪っ子にこのシリーズ(原作)を選びました。姪っ子もプカプカが気に入ったそうで嬉しくなった叔母でした。
ハノイ市内の書店では割とすぐに入手できるかと思います。ホーチミンでは書店にない場合、1区のブックストリート内にあるTHAI HA BOOKSさんの店舗を覗いていただけたら嬉しいです。
なお、日本国内では春頃を目処に穂高書店さんが一定数の在庫を確保してくださるとの嬉しいご連絡をいただきました!入荷後は店頭、HPからオンラインで購入可能になります。
余談: わたくし田崎広野、HIRONO TAZAKI 改め IRONO TAZAKIと申します…えっ!? 同一人物ですのでお見知り置きを… www
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ベトナム語通訳翻訳者 田崎広野

フリーランスベトナム語通訳翻訳者 田崎広野の活動を紹介する個人ページ Trang cá nhân của Tazaki Hirono: Phiên dịch viên Nhật - Việt tự do

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