7月の通訳&翻訳

7月は文芸から司法と、また振り幅の大きい月でした。文芸では童話コンクール(ベトナム語)出展作品を日本語に訳しましたが、作者の表現や発想などとても興味深く拝読しました。


登場人物の一人称が英語でいうところの「I(アイ)」にあたる「Tôi」の時、当該人物の行動やセリフや置かれている環境から「私・僕・俺…」のどれが一番しっくりくるか、「You」にあたる「Cậu / Em / Bạn / Anh / Chị」には「あなた・きみ・おまえ・あんた…」のどれが適しているかを考えるのも楽しかったです。


ベトナム語に限らず文芸作品の翻訳版や映画の字幕で外国語と日本語を比べた時、粋な訳し方だなぁと思ったり、なんか違和感を覚えたりすることってありますよね。訳し方によって観る人の作品に対する印象はかなり変わるので、そこが文芸翻訳の面白さであり難しさだと感じます。



以下、7月に固定の仕事以外で請け負った仕事の備忘録です。

翻訳:童話コンクール作品、離婚訴訟書類、機内誌…など

校正:技術系日越対照表…など



写真は、またまた荷物整理で出てきたもの。2006年2月28日発行のベトナムの日刊紙「Báo Phụ nữ (女性新聞)」7ページ目。「ベトナムで学び求職する外国人女性」の記事です。2度目の留学で在学していた大学院は学生のほとんどが社会人入学で、社会学部だった私のクラスは26名のうち学部を卒業してそのまま進学したのは私1人でした(外国人も私1人)。1つ上の学年に新聞記者の方がいて、私について記事を書いてくださいました。


久しぶりに読み返してみると、当時のことが蘇り懐かしく感じました。取材していただいた時に困ったのが、写真。記事に掲載する用にスナップ写真を提出することになったのです。当時使っていた携帯は現地でも一番安かったガラケーでカメラなしのNOKIAの機種でしたし、大学とバイト先、家を往復する毎日で改めて写真を撮ることもなく、「イイ感じ」の写真など全くありませんでした。


手元にあった数少ない写真から何とか選んだのが紙面下部にある写真…。愛車の黄色いバイクにまたがりブーゲンビリアや草木をバックに引きで撮った写真なのですが、顔のアップが切り取られ掲載されたためぼやけています…。髪の毛は当時のベトナム女子で主流だった?ロングにストレートパーマをかけてベトナム人学生に見間違われるほどでした。


上段にはフランスから留学していた大学3年生の女性について記載されているのですが、この女性の写真がまたキレイなのです。斜めに構えて教科書を手に取り、とてもキマッテいます。欧米は写真を撮り&撮られ慣れている方が多いですよね。私もいつか素敵な宣材写真を…。


写真についてばかり書いてしまいましたが、記事の内容はベトナムにおける労働者の権利保障について関心を持って研究しています、みたいなことが書いてあります。


ベトナム語通訳翻訳者 田崎広野

フリーランスベトナム語通訳翻訳者 田崎広野の活動を紹介する個人ページ

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