2月の通訳&翻訳
緊急事態宣言を受け2月も引き続き外での通訳はセーブし、在宅でできる仕事をメインにしていました。そして2月11日には「国際ベトナム語能力試験」を受験しました。1つ前の記事でレビューを書いていますので、ご興味のある方はご覧いただければ幸いです。
また2月と言えば…毎年恒例の確定申告書の作成に追われていました。書類まとめや仕分けなどの作業自体にはさすがに慣れてきたのですが、「確定申告書」は毎年様式が変わり新しい項目ができたり、同じ項目でも書類上で記入する位置が前年から分かっていたり、項目の名称が変わっていたり。特に今年は税制改正があったので説明書を何度も読み返しながら記入していきました。オンライン申請も可能ですが、私は受理印が押された控えが欲しいので毎年手書きして窓口に提出しています。
以下、2月に固定の仕事以外で請け負った仕事の備忘録です。
校閲:児童書、絵本、コロナ自宅療養案内、建設現場入場規定
通訳:駅ナカ事業(リモート)
ベトナム語レッスン:会話&聴解
写真は2021年ベトナムの旧正月テト2日(西暦2月13日)の食卓。今年のテトは大みそか(西暦2月11日)にベトナム語の検定試験、元旦(西暦2月12日)に個人的に通っている学校の実力試験でバタバタしていたため2日にやっとテトのお料理を準備しました。我が家は北部と南部が入り混じった食卓です。縁起の良い黄色いお花も飾って。
●Bánh chưng (バインチュン):主に北部地方でお正月に食べられるチマキ。南部では同じ食材を使って正方形ではなく円柱型に成形したBánh Tét(バインテッ(ト))が主流。
参考:【今日の読み物】路地で夜通しバインチュン作りに精を出すサイゴンの人々
●Thịt kho tàu (ティッ(ト) コー タウ):豚の角煮。普段から食べられる家庭料理ではあるが、南部のテト料理には欠かせない1品。
●Chà lụa (チャールア) / Giò lụa (ゾールア):ベトナムハム。普段からバインミーの具やご飯のおがずに食べられる。農村ではテト前に豚を絞めて親族総出でハム作りをする家も。
●Muối hành củ kiệu (ムォイ ハン クゥ キェウ):いわゆるラッキョウ漬けで南部のテト料理の箸休め。北部では紫ペコロス(紫小玉ねぎ)を使ったMuối hành tím (ムォイ ハイン ティム)が主流。
●Dưa giá (ズア ザー / ユア ヤー):もやしの浅漬け。ニラやニンジンと一緒に漬けた箸休め(どちらかというと南部で食べられる)。
●Canh xương khoai tây (カイン スゥーン (コ)ホアイ タイ):豚リブとジャガイモのスープ。普段の食卓にも上がる家庭料理で和食にもありそうなあっさり味のスープ。ネギとパクチーを散らすと一気にベトナムな味で北部のテトによく出てくる。
…以下はテト料理ではないけれどベトナムと言えばな料理。
◆Chả giò(チャーヨー) / Ném rắn(ネムザン):北部と南部で呼び名が異なり、サイズも南部は1口大で、北部は長めに揚げたものを一口大にカットして盛り付け。
◆Gỏi cuốn (ゴイクオン):言わずと知れた生春巻き。
◆Tôm hấp nước dừa (トム ハップ ヌゥォック ユア):エビのココナッツジュース蒸し。メコンデルタ地方の名物の1つ。ライムを絞った塩コショウでいただくと最高。
0コメント