海外研修コーディネート
今年に入ってから見学先の選定や交渉、日程調整などを進めていたホーチミン市への海外研修ですが、無事に終えることができました。今回は大阪のリハビリ系大学の先生と学生さんの海外研修でした。見学されたい分野や活動をヒアリングさせていただき複数箇所をご提案し、最終的に5箇所を訪問しました。
訪問先との日程調整が最後まで流動的だったこともあり、滞在1週間のうち前半を研修、後半を観光や自由行動に充てる計画が変わってしまいましたが、参加者の皆さんが大きな怪我や病気もなく無事に研修を終えることができほっとしているところです。
新興国であるベトナムの医療事情は当然ながら日本の水準と大きく差があり、物質的意識的な課題は多く、目につきやすいでしょう。しかし個人的には、見学先を調整する中で設備機器が揃わない中でのベトナムならではの創意工夫や、日本の若者にはなかなか見られないベトナムの若者の高齢者に対するさりげない気配りや親しみやすさ、各種施設における入所者に対する職員の温かい対応などを是非感じ取って欲しいと考えていました。
帰国後すぐに大学では報告会があったそうで、学生さんたちの報告書を拝見させていただきました。報告書から、私が学生さんたちに感じ取って欲しいと思っていたことが伝わっていたことを知ることができ嬉しく思いました。
以下、研修の行程と写真です。
(写真は撮影&掲載許可をいただいております。転用はご遠慮下さい。)
【行程】
9月3日 関空→ホーチミン、アオザイ試着体験&記念撮影
9月4日 午前:大学病院見学、午後:市内観光(戦争証跡博物館、サイゴン大教会、中央郵便局、ベンタン市場など)
9月5日 終日:高齢者介護施設見学&交流
9月6日 午前:児童養護施設見学、午後:高齢者介護施設見学&交流
9月7日 終日:メコンデルタクルーズ
9月8日 午前:自由行動、午後:現地2大学の理学療法学部による「世界理学療法の日」イベント参加
9月9日 ホーチミン→関空
間もなくホーチミン・タンソンニャット空港着陸
大学病院見学
高齢者介護施設見学
児童養護施設見学
高齢者介護施設見学&交流
「世界理学療法の日」イベント参加
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