秋田にて技術系通訳…前半
10月15日(日)から約2週間の技術係の通訳で秋田へ来ています。今日で5日目、もう少しで折り返しです。この案件には9月下旬から携わらせていただいていますが、これまでは座学講習が中心だったのに対してこの5日間は座学+現場の通訳をしています。
この5日間で感じたことは、なんでも経験してみるもんだなぁということ。現場通訳では、技能実習生の監理団体職員時代に配属時研修や技能検定試験に向けた勉強会での通訳経験がとても役に立ちました。
特に今回役立った職種が、◇冷凍空気調和機器施工、◇鉄筋施工、◇コンクリート圧送施工、◇建設機械施工 、◇機械加工、◇溶接。団体職員だったころは自分でも勉強しつつ実習生向けに資料を翻訳し、勉強会用に問題を作成したりしていました。
通訳業や翻訳業は医療や司法、技術など…専門に特化して仕事を請け負っている人が多い中で、私はこれといった武器がないのが悩みであり課題なのですが、色々な分野を少しずつかじることも後々、思わぬところで役立つこともあるんだなぁ、と思いました。
そして
本日は諸事情により急遽1人で英語⇔日本語⇔ベトナム語の通訳をさせていただきました。学生の頃までは英語も多少はできた方ですが、通訳をしたことはありません。ましてや技術系の通訳なんてどうなることやらと心配しましたが、講義内容や質疑応答も理解してもらうことができ(もちろん英語専門の通訳にのようにはいきませんが)、何とか無事に終えることができました。
もともとは「英語が使える人は沢山いるから、使える人がまだ少ない言語を…」とベトナム語を学んだ私ですが、「いつの時代も英語は世界の言語であり続けるだろう」というのが私の考えです。本日はそれを身をもって感じると同時に、英語って楽しい!と感じる1日でした。また、英語もある程度のレベルは維持しておかないと…と自分なりに新たな課題を見出した日でもありました。
帰り道には英語通訳をさせていただいた方が、御礼に!とクレープをご馳走してくださいました。その心遣いがとても嬉しかったです。
写真は上から、真っ青なボディになまはげがインパクト大の秋田県内を走る蓄電池電車EV―E801系ACCUM、ホームから見たのどかな風景。
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