3月の通訳&翻訳
何だかんだしている間に新年度も2週間が経ち、気持ちは既にGWに向かっているこの数日です。3月は仕事の合間に確定申告・区の婦人健診・娘の眼科定期健診&眼鏡新調&医療費助成手続き・iPhoneバッテリー交換…などなど細々としたやることリストに追われ年度末らしくバタバタしていました。
この月間請負業務の記録は自分の備忘録でもあるので、なるべく早いうちにまとめたいと思っているのですが、4月に入って今度は新年度の仕事でバタバタして3月のことがなかなか思い出せないでいます。
それでも1つ思い出すのは、顔が見えない相手や会ったことがない相手とのメールでのやりとりは気をつけようと感じたことです。数か月前に取引先の1つで担当者が変更になりその新任の方のメールの文言や業務の抜けの多さにずっとモヤモヤしていました。業務の抜けは新任なので仕方がないと思いますが、やはりメールが気になっています。このメールのやり取りはベトナム語(担当者の母国語)でしています。
ベトナム語は日本語のような敬語はないですが文末にạを付けたり、要所にxinを付けたり、Em cám ơn chị のように文頭に一人称を敢えて付けることで文章に丁寧さが出ます。文末にnha nhéをつければ会ったことがない相手でも親しみが湧きます。例えば(というか実際にもらったメールですが)、いきなり「ファイルを送ります。なるべく早く納品するよう頑張ってください」と連絡が来たらいい気持ちはしないですよね。
と、神経質な人の愚痴のようなことを書いてしまいましたが、このことを通して改めて思ったのはフリーランスという一期一会の仕事の性質上、また翻訳のようにメールやデータでのみのやり取りで顔を合わせることがない相手には特に気を付けてメールを書こう!ということです。見えない相手だからこそメールが「人となり」の全てになるので、気持ちよく仕事をする上では大切ですよね。
翻訳や校閲だと原稿を納品してもうんともすんとも連絡が来なくて不安になることがあったり、通訳だとスケジュール調整について何度も質問を受けて「仮押さえで宜しく!」とされた途端に連絡がパタリと途絶えて別のエージェントさんからお仕事の打診があった時に即答できず困ることもよくあります。
なので、私ができることとしてはエージェントのご担当者やクライアントとのメールのやり取りで「この人に任せれば安心」と思っていただけるような早く丁寧なレスポンスを心がけたいと思います。これまでもそうしてきたつもりではいますが、自分への戒めとしてここに記しておきます。
以下、3月に固定の仕事以外で請け負った仕事の備忘録です。
通訳:鉄道系技術系
翻訳:企業ホームページ、絵本 など
校閲:企業PR動画テロップ、タブレット表記 など
ベトナム語レッスン:文法&読解レジュメ
写真は、仕事で使う本を図書館へ借りに行った際につい手が伸びた本。ベトナム語というよりは日本語に関する本に目が留まりがち。分野に限らず読書量が圧倒的に足りていないのを日々痛感しているのだけど、ついつい言葉をまとめて沢山得られるような本に手が…。
『翻訳というおしごと』は、翻訳者になるためにはというページは飛ばして営業方法や単価交渉やエージェントへの登録のページを読むために。書いてあることは大体やっている(やった)ことなのだけど、時々こういう類の本を読んで後回しにしている物事に対するやる気を起こさせています。
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