3月の通訳&翻訳
本日の日付は6月12日。2か月以上ぶりにホームページを開きました…。3月の間業務報告を書きかけていたのが緊急事態宣言が発令された4月7日。その後5月25日に宣言が解除され、6月2日に東京アラートが発動、昨日11日の夜に解除されました。
我が家は4月1日に娘の保育園から在宅ワークが可能な世帯に対する登園自粛要請のお手紙と個別に口頭でもお話があったので、翌4月2日からステイホームとなりました。それ以降は通訳の仕事は全面休業し、在宅で翻訳の仕事のみしていました。
しかし、他のご家庭でもそうだったと思いますが、子供がいると仕事どころではなく。。昼間は仕事をしようと思っても子供が話しかけてくるし、あっという間にご飯の時間になるし。翻訳の仕事は集中しないと訳抜けや誤訳のリスクが高くなりますし、そもそも文章を何度読んでも頭に入ってきません。気付くとまた同じ行を読んでいたり。
ということで、ステイホーム中は仕事を最小限にして夜間に作業することにしました。しかし、昼間はパワーが有り余った子供が家にいるので眠たくても昼寝もできず、慢性的な寝不足になりました。
コロナによる経済的な影響は、個人事業主について報道されているほど受けていないので助かっていますが前年比でマイナスになっていることは確かです。改めて感じたことは、通訳と翻訳のどちらかに偏らず両方をしていたことに救われたということ、固定の仕事があるということです。フリーランスとして生計を立てるためのリスクヘッジの重要性を実感しました。
精神的にはコロナ鬱のようなことにはなっていませんが、ステイホーム中はさすがにイライラしました。普段から在宅で仕事をすることの多い私ですが、それは通訳で外出することもあり、家での作業は1人で集中することができる環境だからこそ気持ちよく過ごせるのであって、家に缶詰めになり思うように仕事もできないとなかなか厳しいものがありました。
せっかく家での時間が増えたのだから自己研磨しよう、ステイホームを楽しもうという情報をよく目にしました。今後の通訳や翻訳に備えた勉強や調べもの、体力づくりなどできることは沢山あったかもしれませんが、私の場合は全てのヤル気が失せてしまったので取り敢えず時が経つのを静かに(グータラ)待つ日々が続きました。
緊急事態宣言が解除されて2週間ちょっとが経ちますが、社会が動き出し先週あたりから通訳案件の引き合いが増えてきました。ただ、東京アラートが発動されていましたし娘も保育園が再開したばかりだったので、もう少し様子見ということで在宅作業に絞っていました。(ステイホームぼけのような感じで、自分自身のエンジンがまだかかっていないというのが本音ですが。)第二波が来るのかなど情報を確認しながら、6月末辺りから通訳も再開しようかどうか検討中の今日この頃です。
コロナ禍もいつかは終わると信じて…気長にやっていこうと思います。
以下、3月に固定の仕事以外で請け負った仕事の備忘録です。
通訳:在留資格取消、弁護士接見(不法残留)、意見聴取
翻訳:公民証明、社宅契約書
校正:健診説明資料
ベトナム語レッスン:聴解&会話オンラインレッスン
写真は3月29日に都心で降り積もった雪。いつの頃からか「例年より早い、遅い」や「異常気象」、「観測史上○○」という言葉を頻繁に耳にするようになりました。
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