7月の通訳&翻訳

7月は後半から娘が夏休みに入るので、前半に外での仕事を多く入れました。これといった特別なきっかけがあったわけではないのですが、7月中旬頃から私の仕事や生活に対する意識が変わり始めていて、何か行動に出せたらいいなぁとなんとなく思っています。まだ頭の中で考えているだけ(妄想)なので、また気が変わるかもしれないし、現実的に考えて厳しいなぁとなれば断念するかもしれないですが。。


以前の投稿:「あまのじゃくも時として焦燥感!? (あまのじゃく編)」、「あまのじゃくも時として焦燥感!? (焦燥感編)」で、私は他人にやらない方が良い!無理だ!と言われる方へずんずん進んできたという話を書きました。その後、「ひとり親フリーランス…人生の岐路に立つ。」では、この先10年近くは出張することが難しく受注できる仕事の幅が狭まる…経験も積みにくくなるし、収入も大幅に減るかもしれない…どうしたらいいだろう、ということを書いたところ大勢の方に励ましやアドバイスのお言葉をいただきました。


それを受けて今後の方向性を考えている中で、あれっ!と思ったことがありました。前述の投稿の通り自他ともに認めるあまのじゃくの私ですが、実は気付かぬうちにこの数年で段々とレールに寄っているかも⁉と。ひとり親のフリーランスでのらりくらりな生活をしているという時点で一般的なレールからは外れているのでしょう。それでも娘が大きくなるにつれて私なりに社会的な「普通」や「~であるべき」に照準を合わせにいっていて、〇〇はできない、〇〇はするべきではないと自ら制限をかけているような気がしてきました。


そしてこの1,2ヶ月の間にもうちょっとあまのじゃくらしくてもいいんじゃないかなぁと、選択肢の幅をグッと広げて考え始めています(笑) まだまだどうなるか分かりませんが…ワクワクするようなご報告ができればいいなぁと妄想中です。



以下、7月に固定の仕事以外で請け負った仕事の備忘録です。

通訳:留学生向け講習、企業ミーティング、在留資格申請に係る調査

翻訳:機内誌、創作童話コンテスト書評

ベトナム語レッスン:個人オンラインレッスン(読解)、大学生対面レッスン(入門)、社会人対面レッスン(入門)



写真は、現役バリバリの日越バイリンガル司法通訳さんにご紹介いただいた書籍2冊。左の『イッイッイッ たりないよ / Ít! ít! ít!...ít quá!』はベトナムの民話を神奈川県立多摩高校日本語ボランティアサークルが中心となって企画制作し1995年に出版されたもの。


当時はこうしたボランティア活動も盛んだったようです。貴重ですよねぇ。ご紹介くださった司法通訳さんは出版当時に手に取られた懐かしの一冊だそうです。そのお話を伺って、私もamazonで検索して古本を購入。初めて知った民話でしたが、食いしん坊なブタの鳴きが「ít ít ít」に聞こえるところや、シュールな切り絵がとても気に入りました!


『司法通訳人という仕事 知られざる現場』もまた初めて知った書籍でした。著者は明海大学外国語学部教授で法廷通訳人や弁護士会通訳人もされている小林裕子先生。私は接見通訳や取調べの通訳くらいしか経験がありませんが、そんな私でもあるある!うんうん!と共感できる内容から、なるほどそうなんだ!という新たな発見もあった一冊でした。


ベトナム語通訳翻訳者 田崎広野

フリーランスベトナム語通訳翻訳者 田崎広野の活動を紹介する個人ページ Trang cá nhân của Tazaki Hirono: Phiên dịch viên Nhật - Việt tự do

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